就業場所、就業時間、転勤可能性等、求人票には様々な条件の記載があります。
それらは、転職者が応募するかどうかの優先的な判断の基準になります。
例えば、「就業場所」については、自宅から通わなければならない人にとっては重要事項です。
どんな人か?
家族に高齢者で体の不自由な人がいて、自分が常に見てあげなければならない人
自宅の近隣地域の何か活動グループに入っていて、自分が抜けると支障がある人
等。
もちろん、「就業場所」がどこでも大丈夫な人と比べ、選択の幅は少なくなります。
「就業時間」
夜勤等、ローテーションが勤務条件である職場を敬遠する人。
そうでない人と比べ、同じく選択の幅は少なくなります。
「転勤可能性」
大企業ほど、全国規模で展開しています。
よって、就職後、活躍すればするほど、別の地域で活動してほしいと言われる可能性は高くなります。
これらはほんの一例ですが、「就職先がない」、「厳しい」と考える前に、自分の希望条件について整理する必要があると思います。
この条件については、仕方ないと割り切れるものはないか?
もしあるとすれば、それによって、あなたの就職可能性は少しずつ上がっていきます。
もちろん、入社してから不満が生じ、すぐ退職してしまうリスクを考えれば、本当に納得のいく条件の就職先に応募するというのがベストだと思います。
ある程度、譲歩してとりあえず早めに就職するのが良いか、
いつ募集が出るか分からない好条件の先を待つのが良いか。
ある程度の段階に来たら、このような事も考える必要があると考えます。
(2018/08/15 投稿記事≪「就業条件について考える」≫より抜粋)