長所のコツ
とにかく、「リストアップ」と「採用企業、業種の求めるもの」とのマッチング。
それに尽きると思います。
その方法は、
まず「リストアップ」
長所として考えられるもの、とにかく挙げていきます。
(例を挙げていきます。シンプルなものから様々です。)
・明るい ・行動的 ・積極的 ・真面目 ・大勢を取りまとめるのが得意
・問題に突き当たっても前向きに行動 ・リーダーシップを発揮して何かを成し遂げた事がある ・〇〇をずっと続けてきた ・期日までに与えられた仕事を必ずこなした
・粘り強い ・諦めない ・チャレンジする ・コミュニケーション能力がある
・目標は必ず達成してきた ・情報収集力に長けている ・細かい作業も苦なくできる
・整理整頓できる ・普段、洗濯や掃除が得意
とりあえず、このくらい。
次に「採用企業、業種の求めるもの」。
参考例ですが、上記の長所をつなげてみて、今回は業種の求めるものを書いてみました。
( 例 )
営業職全般 → 上司からの指示をしっかり聞けて、顧客や取引先とのコミュニケーションがスムーズで、与えられた目標に対し積極的に行動でき、必ず目標達成できる。1日、1ヶ月、1年、1プロジェクト等の終了後、反省し次へつなげられる。
次は「マッチング」へ進みます。
自分に照らし合わせてみた場合、どうか?という視点で考えてみます。
上司からの指示をしっかり聞けて → 「前職では△△プロジェクトに対し、営業部長から我々営業員全員に○○の指示がありました。私は即座に対応し・・・・を実行しました。」
(・・・・の箇所が、上司からの指示をしっかり聞いて行動している内容であればOKです。ピントがずれた内容であれば、かえってマイナスになるので要注意です。)
顧客や取引先とのコミュニケーションがスムーズで → 「顧客や取引先の方から、お願いされることがあり、△△のように対応しました。」
(普段、こちらからお願いする状況がほどんどの一方で、相手方(顧客や取引先)からもお願いされることがあるというのは、お互いにコミュニケーションがスムーズで信頼関係が保たれていることを表しています。)
与えられた目標に対し積極的に行動でき、必ず目標達成できる。→ 前職のより具体性のある例を挙げて説明。あまり長くならないように簡潔に伝わるように話すのがコツ。事前に考えておく準備が必要。
1日、1ヶ月、1年、1プロジェクト等の終了後、反省し次へつなげられる。→ 一番良いのが「PDCAノート」を作成し、次回の行動と目標達成につなげている旨の話をする。
1担当ではなく、組織の中のリーダーであれば「定期的に会議を行ない状況の把握、結果の発表、分析、次回へ向けた行動計画の検討を行なった」でもよい。
PCDA→(参考)「PCDAサイクル」。つまり Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)という 4つの段階を繰り返すことにより、業務を継続的に改善する事業活動の手法。
マッチングで書いた表現のいずれか、できれば(上手くつなげて)より多くを表現できれば、長所を効率よくアピールできると思います。
注意することは、長所ほど自分の心地よい表現なので話が長くなりがちになります。
より簡潔に伝えられるよう、工夫が必要です。