なぜ不採用になったか

 退職理由の問題

面接時に合否に大きく係わってくる問題として前の会社の「退職理由」があります。

例を挙げます。

【自己都合で退職した場合】

「あなたはどのような理由で、前の会社を退職したのですか」

という質問に対する悪い あるある

①「つらい」

② 経営者や会社、上司が理由で、それらの悪口を延々と言う

③  ②について、度を過ぎる位に詳細に熱弁する

(kenji5791の分析)

まず、①については論外です。

「当社に採用されてからも、前の会社と同じくらいつらいこともあるかもしれませんが、その場合どうしますか?」と切り返されて終わりです。

②については、退職した会社だからといってべらべらと悪口を話す様子は、聞く方も不快感を抱くことになります。

面接官は自社に入ってからも同じ状況を繰り返す、つまり早晩同じような不満をもらしてすぐに退職するのではという不安が生じ、採用したくなくなります。

③については、守秘義務の問題があります。

一般社員であっても会社の内容を部外の人にぺらぺらと話すような人であれば、企業としてはよろしくないはずです。そのような人を採用はしたがらないでしょう。

 

※前会社の「退職理由」は、落とす(不採用にする)人を見つげる為の質問と考えて良いかと思います。

これを評価につなげようとは100%思っていません。

退職理由もそれに向けた内容を考える必要があります。

状況は人それぞれなので、これという答えをここでは書けないのですが、

ポイントは → 面接時には、謙虚で、常識的に、一番時間を少なく。面接の日までの間、予め考える時間を一番多くとることが必要と思います。

 志望動機の問題

面接時に志望動機を聞かれて、人と変わったことを言ってやろうとして逆にマイナスに見られる場合があります。

志望動機については、考えるほど、面接する側は、気にしていないというのが実際です。

ただ、意気込んでいる人ほど長い話になるので、長い話になるほど面接する側はマイナス(減点)を探しやすいというのが実際です。

結論は、なんでもなく無難にすれば良いことを、変に強調し過ぎて、それが返って命とりになる場合も有りえるということです。

 職務経歴書の問題

上記が守りであれば、これは「 攻め 」の部分になります。

うまくいかなかった人は、この書き方を誤ったという可能性がかなり高いです。

ズバリ言いますが、実は

この「職務経歴書」が重要です。

「最初」(面接を受けれるかどうかの判断基準)

「面接時」(書かれた職務経験がどれくらい確かなものかの確認)

「最後」(最終的に数人に絞られた時の判断基準)

という、何と3つ! に使われます。

仮に必要書類に入ってなくても、必ず作って提出して下さい。

書き方については丁寧に書きたいと思っています。

別の項(「作戦編」)で説明します。