今回から
「自分の価値を上げる1発逆転のアピール法!」について何回か書いていきたいと思います。
今回は第1弾。「木よりも森が勝つケース」を紹介したいと思います。
前に職務経歴書の項で書いたことがありますが、中途採用者に求めるものをシンプルに言えば、結局のところ、「何ができるか?」に尽きます。
例えば、経理について言えば、「日々の伝票を仕訳入力できる。」とか、「試算表作成までできる。」とか。
この例で言えば、簡単な簿記の知識がないと、だいぶ難しいイメージですね。
では、そのような知識がない人での場合、全て不採用なのでしょうか?
実際、そのような知識や経験のない人で、採用された人達もいます。
その人達がどのような形で採用を勝ち取ったか?
職種ではなく、業種です。業種。
応募者の中で、初めからその業種に精通している人は、職種以上に少ないものです。
例えば、飲食業の経理の募集で、「飲食業の知識や経験はあるが、経理の経験はない」という例。
業界の全体的な流れについて、実際に経験して精通しているのであれば、経理の経験や知識の無さをカバーできる場合もあります。
もちろんケースバイケースですが、「ほんの一般的な」経理全般の知識や経験がある人よりも、業界について把握している人の方が優遇される場合もあります。
「業界特有」という表現。
これがあり、複雑であればあるほど理解するのに時間がかかります。
逆に、経理的な内容については規則的なものばかりで、ある程度ノウハウを教えてもらえば、すぐに適応できる場合もあります。
両者について都合の良いように書きましたが、このようなケースもあるという1例です。
今回の例で言えば、「経理については、経験もなく知識もないが、業界の全体的な流れについては(「これこれこうなっていて」と具体的な内容を話して)充分理解している」というアピールの仕方です。
「木を見て森を見ず」という故事ことわざがありますが、そこから引用させてもらえば、ここでいう「森」は「業種の全体的な把握」のことで、「木」は職務、つまり「一般的な経理実務」という位置付けになります。
つまり普通であれば「木」の方が優勢である求人も、もちろん、相手が求めるものに合致しているかどうかのケースバイケースはありますが、今回説明したような「木より森が勝つケース」も充分ありえるということです。
端的にあきらめず、切り口を変えて自己アピールしてみるのも大事だと思います。